2022年読んでよかった本

今年もそこそこ本を読んだ気がするので備忘録がてら。

現代思想入門 千葉雅也

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人工知能に哲学は必要だろうと思っていたので、いいきっかけになるかなと思って読んでみた。

著者の千葉さんは昔以下の記事を読んで知っていたが、なかなかどうしておもしろ本であった。 自分が常日頃考えていることの一部が言語化されていて先人の知恵を感じた。

https://corp.netprotections.com/thinkabout/2404/

創るためのAI 徳井直生

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創造というものに興味があったことかつ人工知能を少しだけかじっている人間として読んでおいて損はないかなと思って読んでみた。

著者が携わった創作×AIのそれこそ哲学的なお話もあって興味深かった。画像生成AIがすごく流行る前に読んでいたのもあってその盛り上がりを今までと別視点で見れた気がする。(画像生成AIで話題になるのはどちらかというと倫理面な気もするが)

コンセプトのつくりかた 玉樹真一郎

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まだない価値をどうすればいいんだろうと考えあぐねてtwitterで見かけたこちらの本を読んでみた。

Wiiの企画に携わった方の話でその大まかな経緯や流れを追体験できるかのような読後感に浸れた。一方でここまでトントン拍子にいかせるのは難しいなぁとも感じた。

アオのハコ

週間少年ジャンプで連載されてる漫画。いちご100%を読んでるときのような懐かしさを味わえる。

今年はあまり本が読めなかった。Kindleが壊れたことにより風呂場での読書週間が消えてしまったためである。買い直さないと……

最近の世界が少しハーモニー(伊藤計劃)に近づいているような感覚を覚えるので読み直したい。